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最新情報 |
■時の視点 |
東京都製紙原料協同組合 理事 (株)大久保 大久保信隆
回収率70% 利用率60.1% 〆差一割を迎えて、 本年8月までの古紙回収量1,463万2,813トン、回収率71.1%、 古紙消費量 1,223万2,829トン、利用率61.1%と10%の差が出た中、この一年、問屋在庫がたえずランニングストックだけの状態が続いております。 これは古紙が国際潮流の中へ入ってしまったということと思います。今、中国や発展途上の国々が紙への設備投資の多いこと、皆んな地球環境を考えてのことか、それとも古紙から紙・板紙を生産する方が造りやすいのか、それぞれが原料を古紙としてますし、その新しいマシン機械は生産能力は高く、生産スピードに合わせるため密度の一定なものを要求しております。 プレスされた国内品が無いのです。ですから、中国や発展途上国から古紙買いの引き合いが大変に多いのです。 8月までの全国輸出量が239万6998トン、前年比30%も伸びており、非常に需要が旺盛です。このまま行くと本年は360万トンとなると思います。 据物三品は売れて売れての状態がずっと続いており、ヤードはいつも空っぽの状態です。だから仕入が高どまりで儲けが少なく、薄利が続いて我慢くらべ、劣敗者待ち状態で、売れ行き好調ということで他業界からの新規参入が各地で起こっており、過当競争の激化はおさまりがつかない状態です。 どうやら年を越しそうです。三品の過当競争は産業古紙の集荷にも影響を与えており、集荷経費を除くほどのサービス合戦になって選別時間を失い、その結果品質の低下をまねき、何でも雑誌古紙となっています。色上古紙が安過ぎることが一因ですがこの様に今、集荷直納共行き過ぎた競争をどう乗り越えるかが課題となっております。妙案は直ぐに出て来ませんし、非常に難しい問題です。 ポスト60が終わって2010年のリサイクルバランスを作るに当って、製紙連合会の紙・板紙の消費数量も2004年より179万トン増え3,326万6,000トンの計画が出されました。そのうえ近隣の中国の生産増大による古紙需要を考えると、行政によるゴミ減量のための集荷量の増大と、CO2を削減するため紙ゴミ焼却の禁止、そして今後ゴミの有料化による古紙集荷の拡大は、回収量増大を招き限界回収量まで直ぐに行くと思いますが、絶対におこなってはならない事は回収の効率とコスト削減だけで混合回収の方向に行かないようにすることです。我々は声を大にして分別回収が総トータルコストを下げ、品質向上につながるということを主張し続けなくてはなりません。又、今行っている禁忌品のPRが重要な役割を示すと思います。印刷技術の向上で脱墨しにくいものが年々増え、デジタル化の進歩によって捺染紙や感熱紙も変化し、リサイクル不能な物が出てまいります。原料商にとって禁忌品を入れないことは重要な作業で、あらゆる禁忌品は製紙原料として使用できないことを絶対にPRしなくてはいけません。 今、日本の古紙は外国のメーカーから、紙以外の異物が少ないことで一層需要が高まっております。 製紙原料商の特徴は製紙会社が使用できる古紙を大量に供給出来ることです。この品質面を売ることが我々事業の拡大に通じると思います。原料を他古紙や混合品でも何でも良いですよという会社がありますが、それらの会社は使用量に限界があります。 協同組合の人達が永年つちかって来た選別するノウハウは一朝にはできません。 これからは確りとした品質を作るところが確りした販売価格が取れる様になると思います。今、海外ではコート品は歩留まりが悪いと嫌われておりますが、徐々に白さを追う会社が設備を増やして使用するところが出て来ました。これから徐々にケント・色上も出荷されて行くと思います。確りとした品物を作ることによって、輸出は多くなって行くはずです。 内外共これからは品質確保が今後の製紙原料商の進む道だと思います。競争社会の中で勝ち残りを解く鍵と思います。 この10月長い雨が続いております。内外共に水分クレームが出て来ます。天候不順が我々製紙原料商にとって一番厄介な問題で、この発生物の古紙を出来るだけ濡らさない様に努力するだけです。 品質強化して頂くためくれぐれも絶対にアンコなどと言う言葉が出てこない様にして、原料業界の死語にしなくてはなりません。 国内、国外とも我々の得意先は製紙会社です。原料屋の使命は良い原料を作って得意先に愛される会社になりましょう。 |
■静岡県紙業協会家庭紙部会との懇談会を開催 |
平成17年10月25日(火)午後2時~ 於) 静岡県富士市業技術センター会議室 出席者 静岡県紙業協会家庭紙部会 28名 東京都製紙原料協同組合 7人 静岡県製紙原料商業組合 9人 計47人(含 事務局3名) 今回の担当組合 静岡県紙業協会家庭紙部会 1 三団体代表者挨拶 井出純一部会長〔静岡県紙業協会家庭紙部会〕 メーカーと原料商とは一体であり、このような会合で意見交換して理解を深めていきたい。 家庭紙製品の厳しい状況については、皆さんも新聞その他で充分ご承知のことと思うが、大手さんがフル操業をしているので、中小の古紙メーカーが製品価格を上げようとしても、中々思うようにはいかない状況にある。 この厳しい状況の中では、殆どのメーカーは現状赤字になっており、少しでもコストを下げるためにこのような勉強会を開いている。 そのような状況なので、原料商の皆さんと我々とがこれから一体となってやっていきたいと思っている。 皆川昇理事長〔東京都製紙原料協同組合〕 井出部会長のご挨拶にもありましたが、新たな形でこのような会合の場を設けていただき、感謝申し上げる。我々も今回の会合に対して、10月中旬に集荷と直納の委員による会合を開いてこの会議に臨んでいる。 10月10日頃だと思うが、日刊紙業通信社に私どもの組合の集荷業者に対するアンケート調査について掲載されたが、集荷業の立場から見た場合、あの記事は希望的内容であって現実にはまだ出来ていない。古紙の引き取り料をいただかなければやっていけないのに、それが出来ていないのが実情である。集荷の現場からは直納に対し、古紙の価格が何とかならないのかとの突き上げが日増しに強くなっている。当組合の3分の2が集荷業であり、今回の会合に向けても厳しい要求があった。 もう一点は、これも毎回お願いしている事であるが、取引条件の改善で、手形の現金化をお願いしたい。勿論直ぐに全部を改善するのは難しいと思うが、手形の一部の現金化、手形期日の短縮等を社に帰られてご検討いただきたいと思っているので宜しくお願いしたい。 鈴木清久理事長〔静岡県製紙原料商業組合〕 井出部会長の挨拶にあったメーカーさんと原料商とが一体である事は理解しているが、中々かみ合わないのが現状である。 2~3日前の日刊紙業通信に、メーカーさんにとってはセンセーショナルな記事が載ったが、油などの高騰もあり、本来なら製品価格を上げなければやっていけないのに、大手さんのフル操業から逆に価格が値下がりしており、厳しい状況下にあることは理解している。しかし、古紙も中国をはじめとする海外への輸出が年々増加しており、輸出価格に合わせた高値の仕入価格となっているので、原料価格に反映させなければやっていけない状況下にある。 そのような状況なので、メーカーさんと原料商とが一体となって古紙価格と製品価格の底上げを図っていかなければならないと思っている。 2 古紙状況について 高山専務理事(東京協組) 私も20年来、富士の家庭紙メーカーさんとの会合に出席している。 この会は決して値上げとか値下げ等の交渉の場ではなく、情報を提供する場であって欲しいと思っているので、最後まで皆さんの笑顔が絶えない和やかな場であって欲しいと願っている。 古紙全般の状況について〔近藤勝副理事長〕 新聞、雑誌、段ボールの主要三品だが、国内メーカーさんの消費に大きな変化はないので、輸出の方を中心にご説明させていただく。前回懇談会を開催した6月と今回の10月を比較し、輸出価格がどのように変化したかを説明すると下記の通りである。〔価格は問屋店頭価格〕 6月価格 10月価格 6月と10月の差 新聞 10円70銭 12円95銭 +2円95銭 雑誌 8円40銭 10円70銭 +2円30銭 段ボール 9円40銭 11円16銭 +1円76銭 国内との価格差(10月時点) 新聞 2円25銭 雑誌 2円70銭 段ボール 1円66銭 全品種合計の輸出量も今年1~8月累計が前年比130%の55万トン増で、内訳は段ボールが36万トン、雑誌12万トン、上物古紙その他10万トンで、新聞はマイナス3万トンとなっている。 一方、国内古紙回収は古紙再生促進センターの発表では1~8月までの累計で前年比53万トン増である。しかし、回収増の53万トン以上の55万トンが輸出の方に出ている訳であり、こういった状況の中で関東の仕入価格は、やはり輸出価格を基にした価格ということになってしまって、非常に高値に張り付いており、やむをえず輸出に回さないと採算が取れない状況となっている。 これに対し、国内メーカーさんは価格が据え置きとなっているが、入荷が少ないこともあり、現在はスポット価格がチラホラ聞こえる状況にあるので、関東地区委員会でもメーカーさんに対して価格の検討を申し入れているところである。 家庭紙の状況について〔宍戸隆家庭紙委員長〕 普通10月は発生期であると思っていたが、今年はどういう訳か産業古紙の発生が低調である。また、オフイス古紙の方を見てみると、9月の決算期は多少発生があったが、個人情報保護法の施工時のような大量発生は現在は無くなっている。それに加え、オフイス古紙の輸出が好調で、業者在庫が非常に少なくなり、国内メーカーさんの要求に答えられない状況にある。 我々が古紙を集荷する段階では原油の高騰等からコストがアップしているが、発生元に逆有償を提示すると産廃業者に流れてしまい、産廃業者から輸出にまわる状況となっている。 現在の国内古紙価格では集荷業者は専属で営業することが出来ないため、やむを得ず価格の高い輸出業者へ持ちこんでいるため、我々直納としても仕入価格を上げざるを得なくなっている。また、ガソリン、梱包材、番線等が倍近くに高騰しているので、コスト高に苦慮している。 およそ一年ほど前に業者在庫が5千トンを切る状況となり、家庭紙メーカーさんに値上げをお願いすべきであるとの意見が多くでたが、その時も家庭紙製品の市況が思わしくなかったので、我々業者で我慢できる事は我慢しようという事で値上げをしなかった。また、原料古紙が減少しているので、製品価格値上げの後押しとなると判断した。 しかし、今年3~4月の発生期に、西の方でミックス古紙が値下げした時には富士地区でも一方的に2円の値下げをされ、現在に至っている。西のメーカーは原料価格の下げ過ぎから輸出価格との乖離が大きくなりすぎ、10月に3円の値上げをしたので、我々が専業として成り立つように、品質相応の価格に戻していただきたいと思っている。 業者在庫は現在減少する一方で、これから年末にかけて不安を感じている。既にプレミアを付けて買っているメーカーさんもあり、大手の洋紙メーカーさんの価格とは現在2円違う。 品種別について申し上げたいことは、色上という品種が、前回の値下げで輸出する雑誌より安くなったため、問屋に入ってくる段階で選別せずに雑誌として入ってくるので、価格が修正されても時間がかかると思う。現在の雑誌の輸出価格は10円70銭であるが、11月は11円以上になると思われる。従って一番下の銘柄でも富士着の価格は13円になるので、我々も非常に困っている。 そのような状況から、製品価格の建て直しをを早い時期にしていただきたいと思っている。 オフイス古紙の状況について〔名古路勝彦委員〕 中国大手のAPP(ニンボー)は今まで買い控えていたが、ニンボーは月6万トンを生産する白板メーカーで、その内の1万トンのミックスを白板の表下に使用している。ニンボーがこの8月から購入を活発化しており、9月には買いが旺盛で月1万トンを米国と日本から買いまくっている。 どのような状況かというと、雑誌が11月には為替の動向もあって11円を超えると思われ、ミックスペーパーも基本的に雑誌より高く買われるので、10月が10円、11月は12円に近い値段でオファーが来ている。どのような品種かというと、ミリシュレッダーが2~3割混入しても構わないオフイスミックスペーパーの事を言う。また、ニンボーの生産は7月までは通常の半分であったが、9月、10月と生産を上げており、価格も上げて購入しているのでミックスのポジションに非常にタイト感がでてきている。 中国以外では韓国、べトナムのメーカーからもミックスのオファーが来ており、国内の家庭紙原料同等に逼迫している状況で推移している。 製品市況の現状について〔井出純一部会長〕 1年半から2年前は大手さんが減産してくれていたので、家庭紙も非常に良い状況であった。そのままいけば家庭紙も良くなっていくと思われたが、少し良くなると増産が行われて生産があがり、需給バランスが崩れてきた中で大手も減産が出来なくなった。折角大手が減産しているのに対し、他社が増産するのなら減産はやらないと、まず、王子さんがフル生産に入り、そのあとクレシアさんもフル生産に入った。大手さんの製品価格は、パルプロール(12ロール)だと350円から398円と非常に高い価格であったが、今は278円~298円100円値下がりしている。 一方、中小の古紙物も278円から298円で売られていたが、今は178円から198円と100円近く下げている。これだけ値下がりすると、どのメーカーも利益がある訳ではなくマイナスになってしまったが、機械を止める訳にもいかず、メーカーさん同士、問屋さん同士の競争のなかで、自分のテリトリー確保のため死守している状況にある。 これだけ値段が下がったので、昨年までは中国からの輸入物が月2000トンあったが50%弱に減り、価格が日本に勝てないという事で今後も減りつづけると思われ、輸入が減った分だけ古紙物が増えていると云える。 例年なら10月に入いると多少は消費が増えてくるのに、今年は気候が暖かいので、もう少し寒くなると消費も増えて需給バランスが取れてくるのではないかと思っている。 そんな中で油や薬品等の価格がじわじわ上がっているので、そういう面ではもっと苦しい状況にあると云える。 しかし、出荷が少し良くなったのは、輸入が減ったことと、安い特売が増えているので出荷が増えているためではないかと思う。 古紙のように、需給がタイトになって需要が増えてくると値上げができるが、我々も早くそのような状況になって欲しいと願っている。 古紙メーカーも再生紙メーカーも早く値上げをしたいのは山々であるが、先ほどの話の中に、古紙の値上げにより製品価格も値上げができれると言われたが、今は需給バランスが崩れているのでそのようになる事は見えにくい。我々も値上げのために問屋さん、小売屋さん、国会議員さんなど色々なところに行ってお願いしているが、最終的には需給バランスだと思っている。 これからもう少し寒くなり、需給バランスが取れる状況にならないと値上げできない、また、小売店が非常に増えているので、小売業同士の競争が激しくなっていて、そんな中で我々の商品が目玉にされている。今のような状況の中では何時から値上げができるか見えてこないのが実状である。 質疑応答 M=メーカー G=原料商 M 原料商さんからの話は理解できたし、原料が入りにくくなっているのは肌で感じている。 本来なら原料価格を上げて製品価格に転嫁できれば問題ないが、現在の市況はコストを理由に製品価格を修正することは出来ない。今までも重油、薬品、ごみ袋等色んな物が上がったので、コストアップを理由に2月、4月、9月と3回試みてきたが、大手の攻勢で逆に価格が値下がりした 今は殆どのメーカーは採算が取れない状況にあるので、原料価格が上がるとやっていけない家庭紙メーカーが相当出てくると思うので業界を守る意味からも、もう暫く値上げは我慢していただきたいと願っている。 昨日、銀行の支店長と話をしたが、最近の製紙業界は窮地に陥っているメーカーさんが多くて困っていると言っていた。取引条件の改定により融資金額を増やさざるを得ないメーカーも多いようである。 そのような状況なので、今、古紙価格を上げることは、寒さに震えている人に水をぶっ掛けるに等しく、業界を守るためにも、考えていただきたいと思っている。 M(質問) ざっくばらんに言って、時期とタイミングによっては歓迎できるが、我々は今、電気、油等色んな物が上がっている中でどうやっても製品価格を上げることが出来ないでいる。 前回原料価格が下がった時だが、当社だけかもしれないが古紙の品質が非常に悪くなった。機密書類を破砕機にかけられるが、産業古紙でも例えばユポ紙、耐水紙、耐酸紙をオフイス系の物と上手くブレンドして破砕すると、我々のところでは融けないでゴミとして出てくる。当社ではそっくり産業廃棄物としてコストをかけて処分している。 古紙価格を下げていただいても、当社では処理費がアップしているので実質値下げになっていない状況である。一品物として入ればチェックもできるが、破砕機を通してくるとチェックは不可能である。 大手はボイラー焼却をする方法もあるが、中小メーカーではそのような事も出来ず、コストアップとなっている。事情はあると色々あると思うが、我々は相場並みの値段で有価物として古紙を仕入れているので、込頁とか色上など、品質にあった原料を納入していただきたいと思っている。そのような事が改善されるだけでも、我々としては本当に助かるので宜しくお願いしたい。 実質的に品質が上がるのであれば、コストが上がっても構わないと思っているが、今のままでは曖昧になっているので改善をお願いしたいと思っている。 G(答) 今の発言には本日出席している大半が唖然としたと思う。特に東京都製紙原料協同組合は常日頃品質には非常に気を使っている。まして、ユポとか禁忌品類を破砕機にかけて、そのような物を古紙として販売するという話は今まで聞いた事がない。我々も始めて耳にしたが、そのような古紙を納入している業者さんと、お取引しているメーカーさんの資材担当者の目はフシ穴か、仕事をしているのかと問いたい。とりあえず今日は受け賜わっておいて、この話を組合の皆さんに伝え、特に破砕機を使っている業者は気をつけるようにお話する。 東京の問屋の間では、富士地区のメーカーさんに原料を納入しなかった場合、何社がそれに耐えて生き残れるだろうか、逆に先行きに見切りを付けて廃業されるところが出てこないのか、などが取りざたされている。永年取引してきたメーカーさんに、このような厳しい話はしたくはないが、現況は輸出と云う大きな販売先が出来ている。メーカーさんの話では今、原料商の協力を得ないと富士地区のメーカーさんは続けられないという話であったが、それでは古紙を扱う業者はどうなるのかについてもお考えいただきたいと思っている。 先ほどの品質については、このような事例もでてきた、とんでもない事であると組合員に報告しておく。 M(質問) 水面下に上がれないメーカーさんを潰しても良いと原料屋さんも思ってはいないだろうが、ここで原料価格が上がると多くのメーカーは更に赤字が増え、行き詰まるところも出てくる事から、製品市況が良くなるまでご協力いただけないものかと思っている。 G(答) 我々が安定供給をしたくとも産業古紙の発生元が減少しているので産廃業社と過酷な競争をしており、また、集荷の方からの突き上げがあり、仕入れ価格を上げなければ原料古紙を皆よそに持っていかれてしまう状況で、周りがそれを許さない状況となってきている。 G(答) 我々は今までそのようにして協力してきた。しかし、輸出価格との乖離が大きいので何もしないと輸出専業業者に流れてしまう。仕入れ価格を上げなければ国内メーカーさんへの納入が減ってしまう事になる。 M(質問) 産業古紙の発生が減少しているとの事だが、その分オフイス古紙の需要が増えていると思う。我が社もオフイス系古紙を年々増やしており今後も増えて行くと思うので、オフイス古紙市場の開拓をしていく必要があるのではないか。また、品質の落ちた産業古紙は色々なトラブルが発生しているので、オフイス系古紙の方が使いやすいと思っている。 G(答) 発生はかなり増えていると思う。今まで焼却されていた古紙が焼却できないという事もあり、また、機密文書や一般廃棄文書も増えている。そのような物が一部は輸出されたり国内メーカーさんに納められたりしている。 M 我々の業界とトラック業界とは良く似ていると思う。原料、燃料がどんどん上がるのに、製品価格を上げられずにいるわけで、これからどの方向に進んだら良いのか方向性が見えてこない。そうなると我々には耐えるしか方法が無い。その辺の事情を原料商の皆さんも斟酌していただいて、ご協力願いたいと思っている。 司会 時間も来たのでこの辺で終わりたいと思う。メーカーと原料業界とは車の両輪の関係にあるわけなので、これからも話合いながら協力関係を続ける方法が必ずあると思っている。是非諦めずに、今後とも続けていきたいと思っている。 本日は中途半端な話になってしまい申し訳ないと思っているが、お互いの業界の立場を理解しながらやっていけば道は開けると思っているので、宜しくお願いしたい。 次回開催:平成18年2月24日(金)又は27日(月) 担当=東京都製紙原料協同組合 |
■第42回 清風会 ゴルフコンペ開催 |
グリーンロジテック(株) 清水弘允
平成17年10月20日(木)第43回清風会が、埼玉県東松山カントリークラブにて、17名参加で開催されました。数日来続いた雨が嘘のような秋晴れの晴天となり、風もない最高のゴルフ日和となりました。好スコアーが続出しレベルの高いコンペとなりましたが、その中で、衰えを感じさせない坂田会長、冨澤前理事長の元気なプレーが印象的でした。そんな中、坂田副理事長が後半、尻上がりに好調なプレーをされ見事、優勝されました。成績は次の通りです。 優勝 坂田秀一郎 (株)坂田紙業 次回ハンデ17 準優勝 乗附孝之 乗附宏之商店 次回ハンデ 8 3位 皆川 昇 皆川商事(株) 4位 近藤 勝 美濃紙業(株) 5位 高山才亮 高山紙業(株) 7位 赤染清康 (株)共益・商店 10位 樫原邦明 東陽紙業(株) ブービー賞 冨澤一郎 (株)冨澤 ニアピン賞 近藤 勝 工藤房太郎 坂田 智 乗附孝之 ドラゴン賞 近藤 勝 工藤房太郎 清水弘允 坂内大介 ベスグロ 工藤房太郎 *次回は平成18年4月20日(木)を予定しています。 *次回幹事 坂田秀一郎、坂田 智 |
■私の履歴書 |
ニュージーランドでのマス釣り 中央支部長 (有)宏栄紙業 坂内大介
今回、私の履歴書を書くことになって今までを振り返ってみたのですが、曖昧にしか覚えていません。以前に何処へ行ったとか、あんなことがあったなという記憶はあるのですが、文章にするとなると難しいものです。 しかしそんなことばかり言っていてもどうにもならないので、十五年ほど前に行った旅行のことを書いてみようと思います。 その旅行先は、南半球にあるニュージーランドなのですが、一ヶ月程テントを担ぎ、釣りをしながらふらふらしていました。 なぜニュージーランドだったかというと、マスを釣りに行ったというのが一番なんですが、治安もよくキャンプをしながら旅をするには、とてもよさそうな環境だったからだと思います。 とにかく英会話もまともにできなく、初めの五日ほどは長距離バスや電車で移動したはずなんですが、どこでどうしていたのかほとんど憶えていません。今ではどういうこともないのですが、その時は初めての海外旅行だったので、たぶん移動だけでやっとだったんでしょう。 しかし慣れというのは面白いもので、言ってることがなんとなくでもわかってくるから不思議です。 行き先はこれといって決めてはいなかったので、現地で釣りの雑誌を買い、あとは天気を観ながらキャンプ場を転々とし、地面で寝るに飽きてくるとユースホステルや安い宿に泊まりました。キャンプ場はいわゆる日本のキャンプ場とは異なり、キッチンやシャワー、トイレの設備がしっかりとしていて、それを使う方もきれいに使っていました。たぶんニュージーランドではキャンプ場はトレッキングや登山をする移動の為であり、日本のようにキャンプをしに遊びに行く所ではないようです。 さてわざわざ遠くまで釣りをしに行った釣果のほうなのですが、これはもう大変満足のいくものでした。日本の渓流のようなところで五十センチオーバーのマスが釣れちゃうんです。それもサイトフィッシングで。釣り人にもほとんど会わず(確かに人口が違い過ぎますが)、これはもう病みつきになります。 毎年二月頃になると、どうにかしてまた行きたいなあ、と考えるのですが未だ実行されていません。今度行くときは、バックパッカーではちょっときついんで、せめてレンタカーでも借りようと思っています。でもその前に最低一週間の休みがほしい。一体いつになったら行けるのだろう。 |
■支部便り |
山手支部 創立五十周年記念に寄せて (有)マル浜鈴木紙業 鈴木邦浩
私達山手支部は、去る十月十六日 目白椿山荘において、五十周年記念式典を開催いたしました。 当日はあいにくの天候の中、皆川理事長をはじめ多くの方々の御列席を賜り誠にありがとうございました。改めてこの紙面をお借りしてお礼申し上げます。式典が開催されたアザレアの間は、以前にも家族従業員慰安会で利用したことがあり、その時は窓に広がる夜景に花火が打ち上げられるのを楽しみながら、支部員で懇親を深めた思い出の場所でもあります。 この日は秋雨にとけてしまいそうな景色となってしまいましたが、それでも眼下に広がる椿山荘や江戸川公園の緑は美しく、遥かに霞む新宿の副都心の眺めも式典に彩りを添えてくれるようでした。 式は、飯塚厚生部長の司会で進行し,長井理事の開会の辞で始まりました。始めに宮崎支部長が挨拶に立ち、皆様方に対する誠意を述べられ、山手支部の歴史や支部の未来について語られた後、皆川理事長のご祝辞を頂戴いたしました。引き続きまして、OBの長井保様には設立当時の思い出の数々を披露していただきました。後、物故者へのご冥福を祈って全員で黙とうを捧げ、脇理事の閉会の辞で無事式典を終えることができました。 引き続いて、中谷元支部長に乾杯の音頭をとっていただき祝賀会へ移りました。和洋折衷の懐石料理に舌鼓を打ち、菅原英機氏のテーブルマジックを楽しみながら歓談も弾み楽しいひと時を過ごし、腰越前支部長の仲締めで散会となりました。 山手支部の創立は、遡る事昭和三十年。桜井斎一氏をはじめとする十二名の方々が中心となり結成されました。以来金融部創設、家族従業員慰安会、研修会などさまざまな事業や行事に取り組み、支部の活性に勤め、人的交流を深めつつ、今日の山手支部に至っております。 山手支部の土地柄と言うのは、その昔は製本印刷の地場でありました。昼時にもなれば、同じユニホームを着た製本会社や印刷会社の職人さんたちが行きかう姿も今ではすっかり影をひそめ、変ってネクタイ姿のビジネスマンが闊歩するようになりました。多くの製本、印刷又それに関連する会社が山手の地を離れ、郊外にその拠点を移していくのと同時に私たちの街はオフィスビルが燐立し、大手町化されて来たようです。それに伴い排出する古紙の性質も集荷のあり方も様変わりし、それが今、山手支部に突きつけられているひとつの問題であるように思われます。五十年前に山手支部を創立された先輩方には想像もつかない変わり様でありましょう。 最近の急激な変革は国を挙げてのものでもありますし、それは世界の中で日本が立ち行くために必要不可欠な事でありましょう。そういった変化の波が私達製紙原料協同組合、ひいては山手支部にもつぎつぎと打ち寄せているのであります。私達山手支部一同も、手を携えてこの波に乗り遅れることなく、そればかりか進歩のさきがけとなっていける支部になることが、今ある私達の使命であり、支えて頂いた皆様への報いになると信じております。 最後になりましたが、私達のわがままなお願いを快く引き受けて頂きました大柴様大変ありがとうございました。又、皆川理事長には我々支部役員に対し、労いの言葉を戴き感謝の念に耐えません。 私たちは五十年と言う長い歴史を築いてくれた先輩方の志を引き継ぎ、日々山手支部のより一層の発展また、ひいては東京都製紙原料協同組合の発展の一助となるよう努力していく所存であります。 |
城北支部三十周年記念式典を開催 (株)宮川紙業 宮川 茂
城北支部設立三十周年記念式典が去る十月二日に池袋サンシャインプリンスホテルにて開催されました。 当日は、皆川理事長を始めとして十九名の役員・ご来賓の方々をお迎えし、四十二名の城北支部員と合わせて、合計六十一名もの出席者による大変盛大な式典となりました。 昭和四十年代後半より、当時の文京支部の管轄地域が広範囲にわたるようになり、支部運営に支障を来たす状況になりました。 そのため、二十三区内の西北地区に、文京支部を分割する形で新支部を創設することになりました。 その結果、文京・山手両支部から三十二名が新支部に移籍することになり、これに三十数名の新規加入者を加えて、合計七十名近い組合員を擁する、当組合で最も組合員の多い城北支部が発足しました。昭和五十年十月の ことでした。 城北支部では、この三十年間に五名の方が支部長職を務められております 初代:廣神十七七氏、二代目:古田政夫氏、三代目:太田傳治氏、四代目:近藤一郎氏、五代目:黒田義孝氏の五名です。 二代目の古田氏と四代目の近藤氏のお二方は残念ながら既に他界されておりますが、今回の記念式典には、初代の廣神氏と三代目の太田氏のお二方をお迎えして、支部長当時の思い出話をご披露していただきました。 廣神氏は、支部設立時の準備委員会の委員長を務められた方でもあり、城北支部に対する思い入れは深く、特に、城北支部から現理事長と現専務理事のお二方を輩出していることに感慨無量とのことでした。 又、太田氏は、支部長時代のご経験から、自分に与えられた道を一生懸命進むことが肝要であると述べられました。 その後、ご来賓の方々からご祝辞を頂戴しましたが、いずれも城北支部の今後の発展を期待している旨のお言葉で、城北支部員にとって大変力強い励ましとなりました。 記念式典は滞りなく終了し、その後記念撮影を行い、続いて懇親会へと移りました。 プリンスホテル自慢の料理に舌鼓を打ち、飲み放題のお酒で雰囲気は盛り上がり、カラオケで自慢の喉を披露するなど、大変楽しいひとときを過ごすことができました。 最後は、ご来賓の坂田亮作様による三本締めの手打ちでお開きとなりました。 古紙業界を取り巻く環境は依然として厳しいものがありますが、今回の式典にご参列いただいた方々の顔ぶれとご活躍ぶりを拝見すれば、組合の結束の固さを実感できると共に、組合が一丸となれば、どんな難関にも立ち向かっていけるという認識を新たにすることができました。ご参列いただいた皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。 |
新理事紹介 荒川支部 (株)久保田商店 久保田貞行
この度、荒川支部より理事の仲間入りをさせていただきました久保田貞行です。 私は荒川区日暮里に生まれ育ち、現在もこの地で仕事をしておりますが、当業界を取り巻く社会の変化も著しく、各種許認可や資格の取得等に対応せざるを得ない状況になりつつあります。これらは以前には全く考えもしなかったです。 このような難しい状況に直面する中で皆様のご意見を頂きながら、私も勉強していかなくてはいけないと強く思っております。 組合の理事として何が出来るかわかりませんが、諸先輩の方々のご指導を頂きながら、微力ではありますが組合発展のために協力させて頂きたいと思っております。 今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。 |
■組合員の広場 |
早稲田鶴巻町を通り抜けて 西内澄江
都電荒川線に乗り、終電早稲田駅の一つ手前が面影橋である。昔美貌ゆえに周りの人に騒動を起こさせた「お戸姫」が我が身を嘆いて髪を切り、変わり果てた自分の姿を入水する前に面影を、川面に映したと云う秘話から、この名前の由来があると伯母から聞いた事がある。この界隈に鶴巻町がある。昭和十七年頃はビリヤード、学生相手の食堂があったが今はすっかりその姿はモダンでハイカラな通りになって時の流れを感じる。なだらかな坂を、上がり早稲田大学の創立者【大隈重信】像を横から前から仰ぎ見る、心が締まり何と稟とした姿だろう、自然に頭が下がる。校舎の建設前は高田富士と云い、富士信仰・丸藤の講元“日行”によって築かれた、江戸百景にも描かれた名所だと本に記されてた、その後都の西北早稲田の杜と校舎が建設された。私の父(早川純次)鶴巻町にビリヤードを始めたのは、昭和十六年から十八年の三年間だった、土曜日の学校から帰宅すると直ぐに日曜日の夜まで手伝いに行き、楽しい日課に変わっていった。 昭和十八年学徒動員体制が成立され、学生のペンが銃に変った時代に入っていった。一九四四年、昭和十九年高級娯楽禁止、ビリヤードの看板を降ろした。私に青春を教えて呉れた学生さんも笑顔で泣き々消えて行った、泣きながらどうする事も出来ない時代でした。ただ鮮明に残る思い出が時々頭を掠めるのです、玉突きの「マッセ」の上手な学生さんがいました。玉突きのキューを殆ど垂直に近い角度に立て集まっている手玉を、上から撒き散らさずに突く神技にお客さんは、拍手でした。私は彼氏の誇らしげな、優雅な手に握手する。 早稲田通りをあの有名な大学野球のエール「都の西北・・・」をハミングしながら暮色迫る鶴巻町に当時と変らぬ夏と、秋のミックスした爽やかな風が、あの忌まわしい昭和の多感な十八才の青春に戻した一日でした。 |
組合事務局に新しい事務員さんが入りましたのでご紹介します。 畑 優子さんが10月末日で都合により退職する事になり、その後任として事務局の仕事をしていただく事になりました生明久恵さんをご紹介いたします。畑さんには三年余り組合事務をして頂き、ありがとうございました。 事務局長 四ツ家 栄
この度、組合事務で入りました生明久恵と申します。 生まれも育ちも両国で四十三歳です。 趣味はスポーツジムで汗を流すこと、美術展へ行くこと、飼い鳥をかわいがることです。 昭和五十七年に短大を卒業し、正社員としては総務事務を一年、総合エレクトロニクス商社での営業事務を約六年ほど勤め、後は派遣社員としていろいろな会社を見てきました。 ふと思い返すと、景気の波にともない人間関係も変わってきた様な気がします。バブル前は皆が一丸となって必死に業績を上げようとがんばってきました。忙しくてもここを乗り越えれば結果が出るという確信があったせいか、心に余裕さえあったと思います。現代は損得、勝ち負け、愛憎などということしか考えず、貧欲になり、愚痴が多くなり、自分さえ良ければ他人が困っていても知らないという人であふれています。 私はどちらかというと回りの人間に振り回されるタイプです。自分に自信がなくなると、どうしても引っ込み思案になって腰が引けてしまい、いつの間にか自分の意志がなくなってしまう弱い人間だと思います。 去年、人間関係のストレスと、四十歳を過ぎて体力の低下もあって、不整脈となり今年の二月から八ヶ月間ほど休養をしていました。健康だけが取柄だと思っていたので本当にショックを受けましたが、自分の体と心をリセットするいい機会を与えられたのだと思っています。休養中は家族や友人達に支えられ、多少の焦りはあったものの好きなように過ごすことが出来たと感謝しています。 そして、人間は心ひとつの置きどころで明るくも暗くもなる。それを決めるのは自分なのだということにやっと気づきました。現実には自分らしく生きることはとても難しいことです。身分の違い、道徳の違い、いろいろな区別のなかで、とまどい、迷い、挫折もあります。これらのものを受入れ、根底には弱いながらも自分の意志を持つ、信念を持つことができれば何ものに捕らわれることのない生き方ができるのだと思います。 私はずっと回り道をしているのかもしれません。でもそれは自分に必要な行程なのだと思います。病気になって健康のありがたさも知りました。 生涯勉強。 生涯現役。 がんばっていこうと思います。 縁あって組合の仕事をすることになりました。まだ不慣れな為、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。 |
「資格取得説明会」が開催される 平成17年10月19日(水)組合本部会議室に於いて、講師に株式会社コンサルティング・オフィス神田氏を迎え「資格取得説明会」が開催された。 参加者は本部役員を入れて34名の多数となり、補助椅子が必要なほど盛会であった。樫原事業部長が開会挨拶をされ、この説明会は長期休暇制度基盤整備事業の一環であり、かつ組合活性化委員会の提言を基に開催された事が説明された。続いて皆川理事長のご挨拶を頂き説明会に入った。 「産業廃棄物収集運搬業」の説明 まず廃棄物一般、産業廃棄物そして特別管理産業廃棄物とは、どう言うものか廃棄物の種類について説明があった。そして産業廃棄物処理業は2つに分かれ、1つは収集運搬業でもう1つは中間処分、最終処分と言う処分業であることが説明された。そして古紙業者は収集運搬業の免許を取るのが普通なので、産業廃棄物収集運搬業について説明があった。産業廃棄物収集運搬業には「積替え・保管を含まない」免許と、「積替え・保管を含む」免許があり、通常、取得するのは「積替え・保管を含まない」免許である事が説明された。 ついで許可申請手続きについて説明に入り、まず、会社で役員の誰かが、産業廃棄物収集運搬業許可取得の講習会を受け修了証をとる必要がある事が説明された。その上で、免許取得希望先の地方自治体(例えば、東京都、埼玉県、さいたま市等)に、許可申請書を提出する事。許可申請書には、事業計画書、会社の直前3年分の貸借対照表など、多くの添付書類が必要になる事。申請手数料として新規許可申請には8.1万円必要になる事などが、説明された。許可申請は自社でも可能だが、時間と手間がかかるので、要望があれば行政書士を紹介出来るし、希望者が複数いれば料金は安く出来るそうである。 参加者から質問があり、新規免許証の有効期間が5年であるとか、免許証は「積み地」と「降し地」共に必要であるとか、変更申請は内容により簡単な場合と殆ど新規申請同様に正式にやらねばならない場合がある事などが明確になった。 「プライバシーマーク認定」の説明 プライバーシーマーク認定の件は、前回概要説明を終えていたので、今回は認定取得講座に参加する場合の費用、期間などの説明が主体であった。講座は最低3社以上で開講し、参加費は1社24万円、教材費6万円。講座回数期間は8回約4ヶ月を想定している。参加社多数の場合は、講座あたり5社を超えない人数を考えている。ただ今回の講座はあくまでも申請するまでの支援であり、申請先であるJIPDEC(日本情報処理開発協会)の審査をへて、認定登録された場合には、JIPDEC(日本情報処理開発協会)に対し20万円程度を支払う事になる。認定取得講座への申込締切は10/28(金)である。 当日、産業廃棄物収集運搬業の免許取得支援についての申込受付けについては説明が無かったので、組合員の取得希望の有無についての調査方法は、後日、検討することになった。 |
■お知らせ |
【古紙価格】 【東資協の古紙4品の標準売値】 10月7日現在(kg) ※新聞 5円(横這い) ※雑誌 3~4円(横這い) ※段ボール 4~5円(横這い) ※色上(並)3~5円(横這い) |
関東商組の融通(共販)事業 平成17年11月度実施の共販価格(kg当り) ※新聞古紙 10円 プレスもの・店頭価格 ※段ボール古紙 9円50銭 プレスもの・店頭価格 |
【会議・催事予定】 11月会議・催事 11月 2日(水) 理事会 (PM4~) 11月10日(木)~13日(日) ベトナムメーカー視察研修会 11月16日(水) 古紙センター関東地区委員会 (PM2~)センター会議室 11月16日(水) 業務部会議・支部長会合同会議 (PM4~) 組合会議室 11月18日(金)19日(土) 古紙センター静岡地区委員会 一泊研修 11月22日(土) 集荷部研修会忘年会 花蝶(新橋演舞場そば) (PM6~) 11月24日(木) 古紙センター業務委員会(PM1時30分~) センター会議室 11月24日(木) 全原連役員会(PM2時30分~) 11月27日(日) 第1回組合主催ゴルフコンペ 霞ヶ浦国際C・C 7時スタート 12月会議・催事予定 12月 5日(月) 理事会 (PM4~) 12月13日(火) 清風会忘年会 東忠9階(日暮里駅前) (PM6時~)~ 12月15日(木) 直納部・共販合同忘年会 浅草草津亭 (PM6時~) 12月28日(水) 事務局仕事納め、 (平成18年1月5日(木)仕事始め) |
【訃報】 〔山手支部〕 山吹産業 代表者 近藤盛雄様(享年72歳) 平成17年11月2日逝去 〔台東支部〕 (株)山博 代表取締役社長 山室安洋殿ご母堂様 山室淑子様(享年84歳) 平成17年11月3日逝去 謹んでお悔やみ申し上げます。 |
■会議概要 平成17年9月・10月 |
●9月定例理事会 〔平成17年9月2日(金)〕 出席理事 27名 於)組合会議室 PM4~ 皆川理事長挨拶 古紙センターの統計によると、切付類の消費量は、277,000トン(2002年)、253,0000トン(2003年)、232、989トン(2004年)と減り続けている。月別で比較すると、20、350トン(2003年6月)、17,087トン(2005年6月)と2年間で33,263トン/月(16%)も減ったことになる。古紙全般を見ると、回収量は増え続けていて、それに伴い輸出量も増え続けている。今年前半の輸出量から推測すると、今年は350万トン程度を記録すると思われる。但し、産業古紙の発生量は減り続けていて、価格も低迷している。産業古紙の分野は依然として厳しい状況が続いているが、組合員の皆様は、力を合わせて頑張っていただきたい。 総務部 ※ 会館借地料の値下げ交渉に関して、調停が長引くことは好ましくないので、調停成立を条件に、組合が積み増しする案も考えている。 ※ 組合費の徴収に関して、口座振替の方法が利用できるが、この方法なら振込手数料を節約することができるので、経費節減のためにも検討していただきたい。 直納部 国内に比べて輸出が好調で、内外価格差が広がりつつある。今年の年間輸出量は350万トンに達する勢いを示しているが、この状況は今後も続くと思われる。 【市況報告】 [上白・特中白] 上白は、発生は少ないがメーカーの使用も少なく、若干弱含みで推移している。関東のメーカーがパルプの代替に上白を使用していたが、実際には20%程度しか混ぜることができないため、在庫が増える結果となっている。特中白も、発生は少ないがメーカーの使用も少ない。関東のメーカーが9月より1円、10月より1円の値下げを発表した。パルプは、7月に入り製紙各社が夏季操業休止を控えて原料パルプの購入を手控えた。パルプの8月の対日輸出価格は、北米産NBKPが500~510ドル/トン、ブラジル産NBKPが550ドル/トンで、前月積みとほぼ同じ価格で決着した。 [家庭紙原料] 産業古紙は、8月の発生は少なかったがメーカーの使用も少なかった。回収古紙の輸出が好調なため、各家庭紙メーカーの在庫は少ないようだ。メーカーでは9月21日から製品価格の値上げを打ち出しているが、この機会に原料の値上げも打ち出して、製品の値上げに協力できればと考えている。 [切付] 産業古紙の発生は相変わらず少ない。5月に特更部会が開かれた際には、メーカー側から在庫が多いという声があったが、数ヶ月が経過して在庫は減ってきていると思われる。 切付の催促をしてくるところもある程なので、荷動きそのものは悪くないようだ。秋口からの需要期に期待したい。価格は変わらず。 [新聞・雑誌] 8月は集荷量が減る時期だが、メーカーの使用量も減っているので、需給バランスは保たれている。輸出が好調なため、一部では仕入競争が起きているようだ。古紙の抜き取りというと、かつては新聞のことを指していたが、最近は雑誌までも抜き取られるようになってきている。国内市況に大きな動きはないが、輸出が好調なため、在庫はランニングストック程度と思われる。 [ダンボール] 国内の段古紙価格は変わらず。関東地区の段古紙価格を9月1日時点で見積もったところ、ドル建てでは高いが、円建てでは前月より若干落ちるという結果になった。その原因は、10月の中国の国慶節を控えて、中国向け運賃の滞留料が割り増しになる前に商社が早めに調達したためと思われる。輸出価格は国内価格より2円割高で推移している。流通在庫はランニングストック程度。今年の夏は飲料系の販売が好調だったため、メーカーでは増産したところもあり、在庫は減っている。このような状況により、国内価格の値上げ交渉を行う時期が来たのではと考えられる。但し、製品価格が思うように上がらないのが実状なので、段古紙価格の値上げも困難と思われる。先日アメリカ南部を襲ったハリケーンにより多くの建物が倒壊したため、今後建築ラッシュが起きると見込まれる。その影響でアメリカ国内の段古紙の消費が増えると思われるので、輸出価格がもう一段上がる可能性が出てきた。但し、それ以前に国内価格の値上げを実現したいところだ。 [返本雑誌] 最近はビニール表紙の雑誌が増えてきて、その処理に困っている。現在は輸出に回すなどして対処している。雑誌の発行部数が年々減る傾向にあるが、返本部数はさほど変わっていない。雑誌が売れていないということだろう。 [オフィス古紙] 個人情報保護法の施行により、企業から排出されるシュレッダー類が大変増えている。紙だけでなくビニール等までもシュレッダーされている場合があるので、今後メーカーからクレームがつく恐れがある。 集荷部 ※ 8月は夏期休暇により発生量は少なかったが、消費量も少なかったため、需給はバランスしている。古紙の発生減と低価格という状況において、いずれの集荷業者も厳しい経営を強いられている。秋の需要期を迎えて価格が回復するよう願っている。 ※ 発生元に対して逆有償をお願いする際には慎重を期さなければならないが、7月27日に開催された製本工組との古紙関係協議会では、製本工組の皆さんは古紙業界の現況を察してくれているという感触を受けた。 ※ 家庭紙の価格がここまで下がってくると、手間をかけて選別するよりは、初めから雑誌として扱った方が手間が掛からなくて良い、という考え方が浸透してきている。 広報部 ※ 平成17年度組合総合名簿の発行準備を進めている。12月中旬発送の予定。今回も協賛広告の依頼を行いたいので、担当役員の方にはよろしくお願いしたい。 事業部 ※ 来年の新年会は、1月21日(土)に日暮里のホテルラングウッドで開催の予定。9月16日の支部長会で進行手順について打ち合わせることになっている。 ※ ガソリンカードについて、カードを扱っている都市近代化事業協同組合から、より安い価格でカードを利用できるという打診があったので、その案内を組合員の皆さんに配布した。ご検討の上、ご利用いただきたい。 青年部 9月21日に幹事会を予定している。下期の青年部活動の概要を固めることになっている。又、製本工組「二世会」との交流会について打ち合わせる予定でいる。 |
●支部長会 平成17年9月16日(金)出席理事 14名 於)組合会議室 PM4~ 皆川理事長挨拶(要旨) 残暑厳しい中ですが組合のためお集まりくださりお礼申し上げる。 また、組合の活性化をもう一段進めて行きたいので皆さんのご協力をお願いしたい。 〔支部報告〕 〔千代田支部〕 毎月月初め(5~10日頃)に(株)庄司さんの会議室で支部会を開いているが、9月は場所を変えて寿司屋さんで行った。特に変わったことはないが、今年は忘年会を行う予定で進めている。 〔文京支部〕 毎月8日に支部会を行っている。支部会費は出席者から6,000円いただいているが、8月には後楽園ドームシテイ ラクーア2階のイタリアンレストランで行った。大同生命保険の服部課長や斉藤さん、小川さん、あいおい損保代理店の近藤社長、城北支部の乗附社長も参加してくださり、総勢27名の賑やかな納涼会となった。 〔台東支部〕 8月の納涼会は新しい店の「まつりか」というレストランで行った。予約が必要だが、変わった料理を出す店で料金も比較的安かった。集荷の方の話では仕事は暇だったが、9月に入れば少しは良くなるのではないかと期待していた。その他は別に変わったことは無い。 〔荒川支部〕 8月21日に東京湾サンセットクルーズを企画して納涼会を行った。皆川理事長にもご参加いただき、従業員、家族も含めて47名の参加者で女性が多かった。支部会では暇だが競争が激しく、思うような幅が取れないとこぼしていた。荒川支部も年配者が多くなり、自分が出来なくなったらこの商売を辞めると言う人も出てきた。 〔足立支部〕 支部会の集まりが悪いので開きにくいが、いつもは7~8名の方が出席される。少しでも参加できるよう土・日の参加できる時間帯で開催している。足立支部も10月に竹芝桟橋から出航するサンセットクルーズを計画し、参加者を募集している。会費は1万円で不足は支部会費で賄う予定。 〔山手支部〕 只今50周年記念の参加者を集計中である。また、山手支部50周年の資料を集めるので皆さんのご協力をお願いしたい。 〔城南支部〕 7月31日に八芳園で納涼会を行ったが、64名の参加があり、皆さんに大変喜んでいただいた。9月20日(火)に支部会を開催するが21名の参加が予定される(1社で2名参加されるところが4社ある)。 また、(有)舟戸寿男商店の代表者が44歳で亡くなられたが、8月19日の「故人を偲ぶ会」に理事長及び副理事長にご参列いただきまして有難うございました。 〔江墨支部〕 7月20日に納涼会を行ったが、近藤副理事長、高山専務理事、台東支部のノボル紙業さんにご参加いただいた。皆さん商売には元気が無いが宴会には元気になり賑やかに行われた。組合員の新規加入が1社有るので宜しくお願いしたい。 〔城北支部〕 城北支部は納涼会を行わず、毎月の支部会も8月は休みだった。10月2日に城北支部30周年記念を行うので宜しくお願いしたい。支部会は人数が集まらず悩みの一つとなっている。54社あるが12~13社で人を集めるのが非常に難しい。 |
●古紙センター H17年度第5回業務委員 〔平成17年9月29日(金)〕PM1時30分~ センター会議室 〔平成17年度国庫補助事業「古紙利用率向上促進対策事業」〕 (古紙の品質及び異物トラブルの実態調査) 事業内容 1.古紙の品質及び禁忌品(異物を含む)トラブルの実態調査 調査対象:製紙工場、古紙業者 2.調査・検討項目 [1]古紙に含まれる禁忌品、異物の種類 [2]禁忌品、異物の代表的な出所 [3]トラブル内容とその発生場所 [4]禁忌品、異物の見分け方 [5]シュレッダー古紙への対応 [6]最良の除去手段 [7]代表的な禁忌品、異物の見本及びトラブル見本の製作 3.スケジュール アンケート調査及び訪問調査を行いデータ収集と分析作業及び検討資料の作成 (平成17年7月~平成18年3月) 集団回収実施団体への感謝状交付(推薦地区 中部地区委員会) 1.稲熊5区子ども会(愛知県岡崎市) 2.白水学区連絡協議会リサイクルグループ(愛知県名古屋市) 3.サッカー少年団(三重県鈴鹿市) 4.上田市川辺町自治会(長野県上田市) 5.金沢市立南小立野育友会 雑誌古紙内訳調査の実施(案) 昨年実施した雑誌古紙内訳調査を平成17年度においても同様の方法、内容、期間等で実施する。 |
●全原連役員会 平成17年9月29日(木)午後2時30分~ 於)古紙センター会議室 畑理事長挨拶(要旨) あっという間に涼しくなってきたが、8月の国内では衆議院選挙が自民党の圧勝となった。株価を見ると外国人の買いも入り、今日の価格は13,500円と4年3ヵ月振りの株価まで上昇してきた。また、為替レートも円安傾向にあり、輸出には良い方向となっている。一方では石油価格の高止まりがマイナス要因となっている。これから実りある秋となるが、慎重に対応する必要があると思っている。 ホームページリンク申請 [1]全国牛乳容器環境協議会 [2]三和商工(株)(静岡県商組)→いずれも承認される 秋季安全月間(10月1日~10月31日)開始 9月に「秋の作業安全月間」ポスター及びリーフレットを配布した。安全に対して再度チェックをお願いしたい。 2010年古紙回収可能量等について(2010年リサイクルバランス予測) 回収可能量及び回収可能率 【紙】 新聞古紙 5,800千トン(90%) 雑誌古紙 3,307千トン(94.5%) その他紙 3,150千トン(36%) 紙計 12,257千トン(59.7%) 【板紙】 段ボール古紙 10,153千トン(104.1%) その他板紙 1,482千トン 板紙計 11,635千トン(92%) 2010年 紙・板紙合計 23,892千トン(72%) 総合運営委員会及び各委員会報告 紙面の都合により割愛させていただきます。 【各地区報告】 〔北海道〕 8月の回収は7%ほど増加、関東の産廃業者が進出し、11月頃石狩(札幌の北部)にヤードが出来る模様。 〔東 北〕 段ボールの集荷は良いが、新聞、雑誌が落ちている。原因は良くわからないが、組合員以外のルートと思われる。輸出量は少ないが、徐々に量が増えてきている。今後は雑誌の輸出が伸びると思われる。 〔関 東〕 相対的に強含みの状況、関東からの輸出は約5割で、集荷が増えているが、輸出は更に増えている。 行政回収による雑誌、その他雑がみの回収増、個人情報保護法の影響から従来は焼却された物が回収されており、回収増となっている。8月の段ボール回収は102%、6月7月も前年割れから仕入れ価格が強含みとなっており、これ以上輸出価格との差が広がれば更に輸出が増える状況となるのでメーカーさんに対応をお願いしている。 ここにきて家庭紙と雑誌古紙のタイト感が強まっている。 〔東京協組〕 9月の発生は少なく、10月以降に期待している。そんな中で、上白、特中白は多少余剰気味にある。 模造・色上の在庫統計では7月、8月と1,300トンずつ減少しており、9月には昨年と同じ水準になると思われる。 しかし、DIP向け在庫は前年と比較し、12~13%在庫が少なくなっている。在庫が増えているのは家庭紙向けの込頁である。産業古紙は発生が少ないこともあり、仕入れについては厳しい状況が続いている。 〔静 岡〕 8月の岳排、操短も終わり、9月からは在庫も減少する見込み。9月からの家庭紙製品値上げは見送られた。 〔中 部〕 段ボールの発生は増えているところと減っているところがあり、プラス、マイナスと思う。雑誌は多少増えている。 輸出は全国の10%程度でミックスが多い(白板メーカーに合わない品種)。また、その他雑がみを集める業者が出てきた。 〔北 陸〕 岐阜最大手のスーパーが買収され、仕入れ価格が少し上がっている状況にある。新潟の地区組合がなくなったが、新潟の業者で組合に入りたいというところがあるのでお願いしたい。 〔近 畿〕 発生が悪いと聞くが、数字を見るとそれ程でもない。しかし、業者在庫はランニングストック状態でありピークは5月の63,000トンであった。中でも雑誌が不足している。家庭紙メーカーは減産しながら夏までそこそこ在庫を持っていたが、最近は欲しいと言ってきている。場合によっては価格が変わることがあるかもしれないと思っている。 〔中四国〕 〔岡山〕 板紙メーカーさんの使用増から雑誌が窮屈。また、個人情報保護法の関係で機密書類が増えたが、以前は家庭紙メーカーさんは使わなかったがここにきて在庫が減少し、風向きが多少変わってきている。来年は大王製紙の滋賀工場、徳島県の王子製紙富岡工場のDIP増設があり、地元では期待をもっている。 10月末、神戸にメーカー直営のヤードがオープンするが、その先を心配している。また、9月16日の地区委員会で機密書類のメーカー直接取引を地元業者に通すよう要請した。 〔広島〕 8月から発生は通常ベースに回復した。また、昨年からの産業古紙の焼却禁止でリサイクルの気運が高まってきたが、消費が追いつかず在庫増となっている。 〔山口〕 人口が減少しているが、三品ともタイト気味で仕入れ競争を心配している。 〔香川〕 行政の入札価格が次第に上がり、国内メーカーに出せなくなってきた。日経新聞に関東商組の価格が掲載されているが、関東以外の価格も掲載してはどうかと思っている。また、雑誌の中にその他雑がみが増えて品質が悪くなってきた。 〔九 州〕 組合員の報告は低調だが、新規参入など組合員以外のところの扱い量が増えてきていると思われる。 仕入れ競争のため、産業古紙、回収古紙ともここにきて一段と上がってきている。 |
●10月定例理事会 〔平成17年10月3日(月)〕 出席理事 28名 PM4時~ 皆川理事長挨拶 家庭紙の製品市況は、王子製紙に続いて日本製紙もフル生産・フル販売という方針を打ち出した。従前のティッシュペーパーの場合と同様、トイレットペーパーについても製品の安売り競争が始まるのではと懸念される。こういう状況において、組合として対応していけるよう、組合員の皆様のご協力をお願いしたい。 〔各部報告〕 〔総務部〕 ※会館借地料値下げ交渉に関して、調停が不調に終わり、裁判が行われることになった。 ※3階テナントの小柳工業さんとの賃貸契約が11月1日に更新される予定。 ※事務局職員の募集に関して、10月7日に面接を行う予定でいる。 〔直納部〕 10月25日に静岡県紙業協会家庭紙部会との懇談会を予定している。大勢の方のご参加をお願いする。 11月10日から13日にかけて、組合主催の海外研修として、ベトナムの家庭紙メーカー・新東洋(ニュートーヨー)社を視察することになっている。 8月の輸出量は321、260トンを記録した。裾物三品の集荷量は昨年を上回る勢いだが、それに伴い輸出量も増えつつある。輸出価格は、国内価格と比較してダンボールが1円、新聞・雑誌が2円~3円ほど割高で推移している。問屋在庫は全くない状態で、依然として仕入競争が続いている。 古紙センター発表のメーカーの消費計画(17年10月~17年12月)によると、裾物三品はいずれも前年比マイナスとなっているが、大手メーカー各社はマシンを増設して生産増の体制でいるので、DIP用原料については使用増が見込まれる。又、原油高の影響で、チップの使用を減らし古紙の使用を増やす動きも見られる。 【市況報告】 [上白・特中白] 上白・特中白ともに、発生は少ないが使用も少ないため、余剰感があり弱含み。パルプに関して、9月積み対日輸出価格はNBKPが510~530ドル/トンで、8月積み価格と比較して約20ドル値上がりした。LBKPは横這いの530ドル/トンで概ね決着した。アメリカ南部を襲ったハリケーンによるパルプの被害は6万トンと言われており、今後の市況に影響するものと思われる。 [家庭紙原料] 産業古紙の発生は、8月は若干多めだったが9月は横這いだった。ミックス古紙の輸出が好調で、富士地区の家庭紙メーカーの古紙在庫はほとんどない状態。但し、製品在庫は非常に増えていて、売価も下落している。家庭紙メーカーでは、古紙在庫の不足から、価格を修正する時期が来たのではと感じているようだ。こういう状況なので、今春に値下がりした価格を値戻しするよう交渉すれば、メーカーも納得してくれる雰囲気は出来上がってきている。 王子製紙に続いて日本製紙もフル生産・フル販売という方針を打ち出したが、このことは富士地区の中小の家庭紙メーカーに与える影響は非常に大きいだろう。 [切付] 産業古紙の発生は相変わらず少なく、ほぼ横這いといった状況。価格も変わらず。今後の秋需が発生量にどの程度影響を及ぼすか見守りたい。 [新聞・雑誌] 集荷は順調。国内の消費量を上回る集荷量については全て輸出に回されているので、結果として国内はバランスが取れていて、大きな動きは起きていない。 [ダンボール] 国内は変わらず。輸出は8月は若干落ち込んだが9月に持ち直した。国内メーカーは、秋需を控えて積極的に調達したいようだが、価格は変えるつもりはないようだ。 [返本雑誌] 出版物の発行部数が減り続けているので、返本がこれ以上増えるということはないだろう。付録類の処理が大きな問題になっている。又、シールやビニール表紙が増えてきて、純粋な意味の残本が減ってきているので大変困惑している。 [オフィス古紙] 個人情報保護法の施行により、オフィスから古紙を直接メーカーへ出すところが増えている。その分発生が減る結果となっている。 〔集荷部〕 家庭紙が不足気味とのことなので、この時期に価格修正が実現するよう頑張りたいものだ。今春に価格が値下げされた際には、メーカー側から「背に腹は代えられえない」から値下げする、という意味合いの発言があったが、われわれ古紙業者にとっても「背に腹は代えられない」から値上げしたいという気持ちに変わりはない。10月25日の家庭紙メーカーとの会合では、こういったわれわれの気持ちを先方に伝えて頂きたい。 〔広報部〕 広報11月号は11月中旬に発行の予定。組合員の皆さんからの寄稿をお願いしたい。組合総合名簿の発行準備を進めている。それに関連して広告を募っているが、各担当理事の方には10月中旬を目処に広告を集めるようお願いしたい。 〔事業部〕 ※ 10月19日に資格取得説明会を開催する。プライバシーマーク取得および産業廃棄物収集運搬業の資格取得について説明会を行う予定でいる。大勢の方のご参加をお願いする。 ※ 組合事業の「長期休暇制度基盤整備事業」に関して、事業主および従業員の皆様にアンケート調査を行うことになった。よろしくご協力をお願いしたい。 ※ 組合で利用しているガソリンカードについて、原油価格の高騰により10月1日より契約単価が値上げされることになった。ご了承願いたい。 〔青年部〕 11月27日にゴルフコンペを予定している。当組合のゴルフコンペは、従来は青年部主催だったが、「青年部主催」では青年部員以外は参加できないと誤解される方が少なくなかったので、今後は東京協組主催という形で開催していく予定。大勢の方のご参加をお願いする。 |
●集直正副委員長会議 〔平成17年10月13日(木)〕 出席理事 13名 PM4時~ 近藤直納部長 10月7日と13日に日刊紙業通信社から家庭紙原料についての記事が掲載されたのでご説明したい。また、本日は大久保社長もお見えになっているので、海外市況についてお話していただき、その後宍戸家庭紙委員長から家庭紙製品業界の動向などについてお話していただきたいと思っている。 昨年から組合活性化委員会で古紙の標準的な取引価格について検討していた。 日刊紙業通信社に相談したところ、新聞社も集荷の引き取り価格に対して疑問を持っていたので、新聞社が当組合の組合員に電話によるアンケートを実施し、引き取り価格を調査することとなった。調査結果による標準的な引き取り価格が掲載されているので、支部会や支部の皆さんの多くに伝わるようご説明していただきたいと思っている。 古紙の全般の市況について(大久保理事より) 裾物三品の32社在庫は約1年に亘りランニングストックの状態が続いているが、主な原因は輸出の拡大にある。全国的にみて15%から17%に、最近は20%近くまで拡大していると思われ、その中で関東地区が50%を占めている。 鉄でも紙でも今は転換期にあり産廃業界の進出もあるが、これからはポスト60を迎えて品質問題が重要になってくると思うし、今後も古紙の回収が増えていくのかどうかを製紙メーカーが心配している。東京都製紙原料協同組合としては標準価格の問題もクリアしながら、この辺の事もイニシアティブをとって行く必要があると思う。 だいたい360万トンが輸出に回るので国内生産はここ2~3年同じであり、伸びもせいぜい1~2%程度である。 我々問屋もそのような状況下で古紙が売れるからと仕入競争の自粛を考えねばならないし、中国の輸出が止まったときの事も考えておかねばならない。一方、国内消費の伸びを製紙連合会はポスト60の2010年には2004年比179万トン増の使用となると予測している。そんな状況にあるので、我々業界も今後は「協調」という事が重要になってくると思っている。 家庭紙製品状況について(宍戸家庭紙委員長より) 皆さんもご承知の通り製品価格はメチャクチャで、あちこちからまいったという声が出ている。富士地区の古紙の大手と言われるところはフル生産をしており、原料古紙が不足しているところもある。特に色上は雑誌古紙と同価格になったため出なくなり、色上だけを買うから作ってくれというメーカーも出てきているようだ。これから暮れに向けて相対的に原料を心配しており、値上げの動きががあるのかと聞いてくる。この25日の家庭紙部会との話し合いは昔の家庭紙工業組合のようには行かないと思っている。私の聞いたところでは、全家連の組織には個々の会社で加入しているところは少なく、団体として加入している地区が多いとの事である。富士地区も個々の会社で加入しているところもあるが、賦課金、負担金もかかるので未加入のところもあり、バラバラのようである。 原料の需給については、産業古紙は不足、ミックス古紙も輸出に向けられていて不足している状況なので、元に戻す良い条件がそろっていると思うが難しい面もある。 高山専務理事より補足 毎回私は会合に出席しているが、以前はメーカーさんの出席者はオーナーさんが多かったが、家庭紙部会になってからは資材担当者が殆どで、我々の意見も上層部には報告されていない事が多い。 坂田集荷部長 日刊紙業通信社の記事掲載は集荷部にとって非常に有難い、皆さんの苦労に感謝申し上げる。 現在、模造・ケントの発生は非常に少ない状況にあるので、25日の懇談会では集荷の状況をを強く訴えていただきたい。今の集荷業者の閉塞感が大きく、大変な状況下にある。上物古紙とは名ばかりで、新聞・雑誌と同価格となっているので組合員が最低でも生活ができるようお願いしていただきたい。 〔集荷部の主な意見〕 ※ メーカーさんの大変な状況を聞いたが、今の集荷の人達はもっと大変な思いをしている。発生元の製本業界も不況で、逆有償をお願いできない人が多く、このまま営業を続けていくことは出来ない状況にある。もし、値上げできなければ、今後どのようにしたらよいのか検討していきたいと思っている。製品の価格破壊の影響が集荷にのしかかっているような気がする。 ※ 私の地区では、標準価格計算の根底になっている1日2.5トンを集める人が少なくなってきている。また、逆有償を切り出すと他社が入ってくるので、取れない状況にある。一人一月最低60トン集めなければ採算がとれない。 |
●直納部委員会 〔平成17年10月18日(火)〕 出席理事 16名 於)組合会議室 PM4時~ 皆川理事長挨拶(要旨) 今月25日に家庭紙の全家連静岡県紙業協会家庭紙部会との懇談会を開催するが、その懇談会に向けてご討議をお願いしたい。 近藤直納部長 いよいよ秋に入り、状況にも少しずつ変化が見えてきている。本日は25日の家庭紙部会の対応がメインであるが、需給・市況状況についても皆さんからお話をしていただきたい。また研修旅行だが、11月10日(木)から13日(日曜)の予定でベトナムに行くが、お蔭様で組合から18名参加していただき、豊通さんの園田さんと現地ガイドの計20名で行く事になっている。今後もこのような企画が恒例でできれば良いと思っているので宜しくお願いしたい。 直納部忘年会の開催(赤染清康直納部副部長より) 12月15日(木)に浅草の草津亭で開催する予定、詳細は後日連絡するので、多数のご参加をお願いします。 【需給・市況状況】 〔上白・中白〕 このところの市況に変化はなし、発生、使用とも少ないが弱含みで推移。パルプは6カ月ぶり上昇。ニューオルリンズの台風の影響も今後出てくると思われる。 〔切付〕 発生、使用とも少ないが、ある意味ではバランスしている。 〔新聞・雑誌〕 新聞・雑誌とも不足で強含み。国内価格と輸出価格との差が広がり、輸出が増加している。今年前半は昨年と比べて少なかったが、7月以降増加しており昨年並みとなる見込み。 〔段ボール〕 10月、11月は国内の使用が増加する季節。今の段ボール価格は輸出価格の影響が大きく、関東商組の価格は円安傾向もあり良い値が出ている。在庫は皆さん輸出で調整されているので、三紙会の統計では流通在庫で推移している。 〔オフイス古紙〕 発生は多いが輸出に向けられている。品質だけはきちっと維持していく必要がある。価格的には余り強くないと思う。 〔返本雑誌〕 発生は相変わらず順調、返本組合の調査では9月が対前年比106%で、品種別ではビニール残本が非常に多く、対前年比150%であった。 〔家庭紙原料〕 10月13日に行われた集直正副委員長会議の中で、集荷の方から輸出を条件で一部ケント類を出したいという意見があった。この意見は価格的な問題や品質面で問題もあったが、あえて反論しなかった。これからは段々とそのようになっていくのかなと感じた。 富士地区の原料はやや足りないが、ただし、製品在庫は持っている。製品はとにかく安売り一辺倒で、エネルギーコストが上がっている中でこの先どうなるのだろうと心配している。 また愛媛の愛パが17日到着分からミックス古紙と込頁を3円値上げしたが、我々にとっては今回の会合では話がしやすくなった。愛パの仕入価格は品種によってマチマチで掴みきれないが、私の会社ではシュレッダーのビニールパック入りが店頭4円であった。関東の込頁が9円だったので店頭12円となり、富士地区とだいぶ離れることになる。富士地区のメーカーさんは、今まで愛パの価格を引き合いに出してきたので、今回は愛パが上げたので上げましょうという事も出来ると思っている。 |
●古紙センター関東地区委員会 〔平成17年10月20日(水)〕pm1時30分~ 古紙センター会議室 【需給動向】 〔関東商組32社実績〕 05/9月 単位トン、( )は対前年同月比、在庫の( )は在庫率 〔新 聞〕 仕入 81,712(105.8%) 出荷 80,328(105.5%) 在庫 10,297( 12.8%) 〔雑 誌〕 仕入 57,858(110.7%) 出荷 57,452(110.0%) 在庫 8,954( 15.6%) 〔段ボール〕 仕入 128,118( 98.1%) 出荷 128,121( 97.9%) 在庫 11,660( 9.1%) 〔関東・静岡実績〕 05/9月 単位トン、( )は対前年同月比、在庫の( )は在庫率 〔新 聞〕 入荷 217,333(96.7%) 消費 213,327(96.2%) 在庫 136,340(63.9%) 〔雑 誌〕 入荷 133,393(104.2%) 消費 134,784(105.4%) 在庫 54,822(40.7%) 〔段ボール〕 入荷 294,796(96.5%) 消費 303,510(99.7%)) 在庫 112,515(37.1%) 〔業者側コメント〕 〔新聞・雑誌〕 新聞・雑誌とも、中国白板メーカーの需要期を向かえ引き合いは活発、価格の方は円安傾向もあり若干下がっているのに仕入価格が上昇して問屋の利幅を狭めている。 入荷・出荷のほうは順調で9月32社新聞の入荷は105.8%、雑誌の入荷110.7%となっている。メーカーさんの8月在庫は新聞が2万トン減、雑誌は1万トン減となっている。 懸念すべきは、地方を中心に新ヤードが開設されているが、輸出を前提とした仕入価格となっており、我々の対応も仕入価格を上げざるを得ない状況となってきている。その辺の事情をメーカーさんにもご理解をいただき抜本的な改革をお願いしたいと思っている。今の状況は我々が疲弊していく状況にあり、非常な危機感を持っている。 〔段ボール〕 9月32社統計では、仕入98.1%(対前年比)、出荷97.9%と天候が良かった割には伸びなかった。在庫は前月と同じ9.1%。輸出も相変わらず好調で、8月出荷は全国ベースで14万トン余り、累計で104万9千トン余りとなっており、間違いなく150万トンを超えると思われる。9月末は中国国慶節の影響が予想されたが、台湾、台北へシフトされ、9月も問屋ヤードには在庫が無い状況が続いている。10月の関東商組輸出価格は店頭11円16銭で、国内価格と3円の差が出ており、国際市況を考える時期に来ていると思われる。 〔メーカー側コメント〕 〔新聞〕 9月末在庫は103%(対前年比)で、0.64カ月分の在庫量である。8月末在庫が99.4%であったし、各社も在庫が減少して困っているとの話も聞いていない。先ほど業者さんから話があった輸出の関係から、10月は未納も予想されるので要注意と思っている。 〔段ボール〕 9月は各社とも発注・入荷計画がマチマチであったが、計画通りのところと若干入荷が悪かったところがあり、まだら模様であった感じがする。9月末在庫は若干減らしているがほぼ計画通りであったようである。10月に入り少し入荷が悪いが、輸出向け優先の影響が出ていると思われ、大きな問題も無く推移している。 段ボールシートの生産は8月が対前年比102.2%、9月の統計はまだ出ていないが103%程度のようで、そこそこの数字となっている。また、段原紙生産は8月は対前年比99.6%、9月101.6%の数字となっている。 捺染紙の取扱いについて再度注意を喚起したい〔古紙再生促進センターより〕 捺染紙については古紙センターのホームページで緊急連絡として掲示しているが、発生元等に再度注意を喚起する時期に来ていると思っている。10月25日に雑誌協会の中の生産環境委員会が開かれるので、センターから出席してお話したいと思っている。 |
■編集後記 |
広報部副部長 脇 克美
先日、パキスタンで大地震が発生したとの報道が伝えられてきました。どの位の被害者がいるのか今の時点では定かではありませんが、数万人規模の犠牲者がでてきてしまうようです。近年、国の内外を問わず、台風、津波、地震、ハリケーンといった災害や無差別テロという事件があまりにも多く頻発しています。テロは国際間の協力によって一日も早く根絶すべきですが、天変地異を人が防ぐことは今の科学では無理なようです。しかし事後処理の救援によりもっと被害者を減らせるのではないかと、特に途上国の様子を報道で見るたびに思います。先日、業界紙で荒川支部の大久保社長が、自社の駐車場の地下を利用して「混合廃ガラスで作ったスーパーソル(軽石)を入れて、両水を吸収して貯水した井戸」とポンプを設置して、普段は町会の方々に洗車用、草木の水遣り用等に解放して、いざという時の防災用水を確保しているとの記事を読みました。地域のため素晴らしいアイデアと実行力だと感服いたしました。私もせめて家族を守るため、食料と飲料水の三日分ぐらいは備蓄しなければなと小さい事を考えました。 今年も残すところあと一ヶ月半となりました。組合員の皆様も健康で事故など無きよう、明るい年をお迎え下さい。来年の事を書いて誰かに笑われますが、新年早々一月二十一日(土)には日暮里のホテル「ラングウッド」にて恒例になりました合同新年会が開催されます。皆様のご出席をお待ちしております。 一年間「組合広報」をご愛読いただき誠に有難うございました。来年も皆様に読んでいただける誌でありますよう、広報部一同頑張ってゆきます。また、皆様からの原稿もお待ちしております。仕事は勿論。趣味、時事、なんでもかまいません、どうぞ組合事務局までお送りください。 |